WORKS

 以前に一部竣工した研究施設を中心とした5階建てビルの第二期工事として、残り部分を完成させる全体改修計画を実施しました。第一期で描いていたマスタープランをさらにブラッシュアップさせて、機能性や生産性の向上はもちろんのこと職場のあり方を重要視した空間の再構築を行いました。なるべく無駄がないように既存利用をしながらも、日常生活の場としてモチベーション高く楽しめるようにあらゆる仕掛けとディテールへのこだわりを持って設計を行なっています。通常業務を行う執務室や実験室以外の箇所についてはできる限りの異空間性を持たせ、少しでも仕事の疲れを癒せるよう心がけました。


 築40年を越える海辺の住宅の内装改修。最後に行ったキッチンの手直しからも20年経過しており、使い込まれ老朽化したキッチンは元気のない状態でした。湘南の雰囲気に合わせて、明るくテンションの上がる調理空間にリノベーションしました。既存利用できる箇所は手直しのみとして、美濃焼の自然色タイルや越前の和金物のアクセントといった遊び心を取り入れ細部へのこだわりを大切にしました。かなり料理上手なお施主さまの使用イメージを確認しながら、打ち合わせを重ねシンプルレイアウトで使い勝手を追求しています。照明による空間演出も重要な要素です。

 在宅時間が増えるご時世なので、キッチンに立つ時間は間違いなく長くなると思います。これからの暮らしを支える要の空間として末長く愛着を持って使って頂けるかと思います。趣味である料理の腕にさらに磨きをかけて頂ければ嬉しいです。


 企業さまの研究施設へのコンバージョン。工場利用されていた築40年の5階建てビルを研究棟として利用するための計画をしました。手狭となった別棟から早急に部署移動を行い生産性の向上を行いたい施主さまの意向を受け、最終目標とするビル全体改修のマスタープランを描きながら、まずは第一期の施工として1階、2階を改修しました。1階は今後整備する予定のエントランス空間との接続を念頭に、来賓も使用できるトイレ設置と、実験機器の使用空間の整備、2階は実験室として機能性の高い空間に設えています。コストを抑えながら充実の設備を備えることに注力し、シンプルながら意匠性の高い空間演出を心がけました。金物、各種プラグ、サインなどの詳細部分を丁寧に設計しています。